占いの結果は時間が経てば変わる
占いの結果は時間が経てば変わっていくものです。もちろん生まれながらにして持っている運勢の流れは時間が経ってもあまり変わらない場合もありますが、その時々の運勢の流れは時間が経つにつれて変わっていくのは不自然なことではありません。変わっていく運勢の流れもあるからこそ、占いで占って運勢を見る意義があるのです。
占いの結果は時間が経てば変わっていく
占いには生まれてから死ぬまで変わらない生年月日のようなものを使って占う命占、占う時の偶然の現象を使って占う卜占、占う対象のその時の状態（相）を使って占う相占があります。占う時期と占いの結果については次のような特徴があります。
占う時期と命占
このうち、命占は生まれながらの運命を占うものなので時間が経っても大きな流れはあまり変わらないことがあります。命占自体が生まれながらに備わっている性質や性格などを占うものなので、時間が経ったからといって生まれながらのものがそうそう簡単に変わるものではないからです。
しかし、命占の占いの結果も絶対的なものではなく、運命と宿命という考え方があり、生まれながらにして持っているが変えられる運命と、どうやっても変えることができない宿命（生まれた場所、性別など）があるとされています。占いによって運命を知ることで運命を変えていき、より良い人生、幸せな人生になるように人生を変えられるように努力するということにこそ占いの意味があるのです。
占う時期と卜占
占う時の偶然の現象を占う卜占は占うタイミングとその時の偶然の結果こそが重要なので、占う時期が違えば占いの結果は当然変わってきます。卜占はその時の運勢、今や近い未来の運勢を占うのに適しているので、時間が経てば占う対象となる時期も変わってくるので占いの結果は変わります。
その時々の卜占の結果を日々の生活や人生を変えるきっかけに役立てることができるのです。
占う時期と相占
相占も占う時によって占いの結果は変わってきます。相占は占う対象のその時の相（状態）を使って占います。占う対象の状態は変わっていくので、時間が経てば占いの結果は変わってきます。例えば、家相占いでは家の状態を使って占いますが、家の状態が変わってくれば占いの結果は変わってきます。
逆に考えると、今の状態を変えることによって運勢を変えることができるということになります。今の自分や自分の周りの環境を開けることで運勢を変えられる、開運につながるということが相占の意義になります。風水を使って家の家具の配置や部屋の役割などを見直すことによって運勢を変えるというようなことが行われますが、まさに相（状態）を変えることで運勢を変えようとしているのです。
時間が経てばまた占ってもいい
同じことを同じ時期に何回も占おうとするのは、上手く占いの結果を解釈できなくなる可能性が高く、不必要な混乱を招いてしまうためあまり良くないことではありませんが、時間が経ってからまた占うことは問題ありません。占うタイミングが違えば、運勢が変わってくることは十分あり得るからです。
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まとめ
- 占いの結果は占う時期によって違ってきます。特に、占う時の偶然の現象を使って占う「卜占」や占う対象のその時の状態を使って占う「相占」は占うタイミングが違えば結果は変わってきます。
- 占いの結果は時間が経てば変わるので、時間をおいたらまた占っても問題ありません。占いの結果が変わったかどうかを確認するのも占いの楽しみの1つです。
記事作成日：2019年5月18日